自然食品・オーガニック食品などの専門商社「ムソー株式会社」は、毎年、同社が取り扱う製品のメーカーを一堂に会する商談会を開催しています。2025年10月22・23日の両日、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された今年の商談会では、約100社のメーカーが展示ブースを出展し、自然食品・オーガニック商品を取り扱う流通業者や生活協同組合、スーパーや小売店、ネット販売の関係者などが2日間で800人ほどが来場しました。
2025年の商談会のテーマは、《「MUSO 全国食の博覧会」~あたらしい魅力を発見! 五感で味わう展示会~》。その名の通り展示ブースには各メーカーいち推しの商品が展示されていて、来場者は展示ブースを回りながらその商品の来歴やメーカーのこだわりを直接聞きながら、試食品の匂い、味わい、手ざわり、舌ざわりを感じることができました。
ムソー株式会社は、OKシードプロジェクトの設立当初から活動に賛同していただき、毎年、展示ブースを無料で提供していただいています。4回目の出展となる今年は、共同代表の中村陽子や事務局長・印鑰智哉をはじめ事務局スタッフや運営委員も参加して、出展メーカーの方々や来場者のみなさんと交流をしました。
以前に「たねまきコラム」でもご紹介した合名会社アリモトさまも、このムソー商談会での交流を機に、同社の商品にOKシードマークの表示を実現していただけました。昨年の商談会でお話をした合同食品株式会社さまからもOKシードマークの使用申請をいただいていて、新商品から表示をはじめていただくことになっています。また、今回の商談会中にも株式会社大王商会さまからも使用申請をいただくことができました。
また、今回の商談会では、小売店の商品棚のポップやプライスカードへのOKシードマークの表示についてご案内したところ、来場されたスーパーや自然食品店の方々から「すぐにでも導入したい」との声をいただくことができました。
OKシードマークは、消費者だけでなく農家や加工品生産者、流通・小売り関係者が「ゲノム編集でない作物・加工品を選ぶ」ための表示です。このマークが日本中、そして世界中に拡がれば、みんなが安心して「ゲノム編集でない作物・加工品を選ぶ」ことができるようになります。
これからもさまざまな機会でOKシードプロジェクトを知っていただく機会を設け、どこのお店でもOKシードマークの表示された作物や商品を選ぶことができるような世界を目指していきます。みなさんも、ぜひご協力ください。
(原野好正:OKシードプロジェクト副事務局長)
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