来年は国際雑穀年です。雑穀は各地の日本の食文化に大きな影響を与えています。
また、その雑穀が持つ高い栄養価にも注目が集まっています。しかし、国内での生産は厳しい状況に追い詰められています。
今年1月にはその雑穀の品種名が消された問題について学習しました。
荒川水系の秩父市、多摩川水系の丹波山村、小菅村から相模川水系の上野原市、相模原市までの山村をつなぐ道を雑穀街道と呼びます。
山地農耕で雑穀や芋、豆、野菜などの在来品種を栽培し、豊かな縄文文化を受け継ぐ生業や食文化が今も息づいています。
この雑穀の生産と文化を守る活動をされている木俣美樹男さんを講師に迎えた学習会を開催します。
タイトル:「雑穀街道」をFAO世界農業遺産に!
山村の小規模農耕における生物文化多様性を保全する
日時: 9月22日(木) 20:00~21:30
開催:オンライン(申し込みが必要です)
参加費:無料
講師 木俣美樹男さん(東京学芸大学名誉教授、農学博士)
プロフィール:
植物と人々の博物館研究員、雑穀街道普及会事務担幹事。
栽培植物の起原と伝播を探るために、全国各地、ユーラシア各地を野外調査旅行し、数百人のお百姓に会い、田畑を観察した。
研究のために分譲を受けた在来作物品種や祖先野生種(約1万系統)の種子は東日本大震災後の被害を回避するために、イギリスの王立植物園キューのミレニアム・シードバンクに移管した。
最近は50年ほどの研究成果をまとめて電子出版『第四紀植物』『環境学習原論』などとしてホームページで公開している:http://www.milletimplic.net/
ぜひ、ご参加ください!
【お申込み】
〇サポーターの方:サポーター登録されている方には参加申し込みのURLを書いたメールを送っています。
7月25日送信の『 OKシードプロジェクト:1周年を迎えました! 』というタイトルのメールです。
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【これまでの学習会報告】
第3回学習会報告1 家庭菜園で「我が家のタネ」を育てよう https://okseed.jp/news/entry-112.html
第3回学習会報告2 未来へ有機のたねを繋ぐ https://okseed.jp/news/entry-118.html
第4回学習会報告『ゲノム編集 神話と現実』の最新情報を学んで https://okseed.jp/news/entry-119.html