「たねの行進」のたねBOXが宮城県へ旅をしました!
タネを通して人と人との繋がりが生まれる様子に、いつも心が弾みます。
さて、今回はどんな出会いがあったのでしょうか。
主催の「食べものかえたいママプロジェクトみやぎ(食べママみやぎ)」さんからの報告です。
2026年1月28日、食べものかえたいママプロジェクトみやぎ(食べママみやぎ)の主催で宮城県村田町でたねの交換会を開催しました。
「たねを通じてさまざまな方と繋がり合いたい」「家庭菜園やたね採りをしている方達を応援したい」との想いで企画した今回のイベント。地元農家さんが参加してくださったり、薪窯で焼くパン屋「麦小屋」さんがステキなイートインスペースを会場に貸してくださったり、麦小屋さんのご紹介で地元の新聞社さんが記事を掲載してくださったりと、みなさんのご協力で開催することができました。
参加してくださった農家さんは
・中山建さん(自然農場 風天)
・渡邊重貴さん(くまっこ農園)
・碓井亮太さん(そらしど農園)
・村岡次郎さん(村岡農園)
の4名。みなさんそれぞれ自家採取した自慢のたねを持ってきてくださいました。
農家さんと主催者の簡単な自己紹介のあとは、「交換できるたね」について自作の紙芝居を使ってお話しました。在来種・固定種・F1品種はどんなたねなのか、F1品種はなぜたね採りに向かないのかを分かりやすくイラストにして説明し、みなさんの共通理解のもと、たね交換会がスタートしました。
参加の方も、家庭菜園などで繋いできたたねを持ってきてくださいました。いつ頃蒔く? 収穫時期は? などたねを囲んで会話が弾みます。なかにはあまり馴染みのない作物のたねも。「ポポーってどんな作物?」「甘くておいしいんだよ」「花きれいだよね」。みなさんすごく詳しくてびっくり。農家並みに育ててたね採りしている方、他県から引っ越してきて向こうで繋いできたたねをシェアしてくださった方、今回出会った新たな作物にトライする方。思い思いに楽しんでいました。
参加の方と農家さんが持ってきたたねと、OKシードプロジェクトからお借りした「たねBOX」からも交換できます。このかわいい木箱は全国を回り、さまざまな地域で採れたさまざまな品種のたねが詰っていて、静岡県富士宮市の農家のSeedおじさんこと鈴木一正さんが管理してくださっています。こちらのたね達も大人気。「自分の繋いだたねが全国を回ると思うとわくわくする♪」とご自身のたねを仲間入りさせた方も。宮城のたね達はどんな地に根をはるのでしょう。
その後は4グループの小人数に分かれておしゃべり会。お孫さんと一緒に家庭菜園でたね採りを楽しまれていたり、借りている市民農園が同じだったことが判明したり、農家さんに栽培などについて質問したりと、たねに魅了され集った方々のお話や交流は温かく、多幸感に包まれた時間でした。みなさんからは「いろいろな方のお話が聞けて楽しかった」「種をつないでいる人の想いや悩みを共有できてよかった」など感想をいただきました。
今回はじめての開催でしたがお久しぶりの方との再会や会いたかった人に出会えたり、はじめましての方同士でもたねを囲んでお話すると親近感が生まれたりと、「たね」がもたらしてくれた不思議な繋がりが、今後も回を重ねるごとに広がっていく予感を感じました。次回はどんなたね達に出会えるのか楽しみです。
(安部有理:食べママみやぎ)







