ゲノム編集魚で揺れる京都府宮津市から駆けつけてくださった「麦のね宙ふねっとわーく」の共同代表である井口Nocoさんと矢野めぐみさんのお二人からのお話に、衝撃を受けた方も多いと思います。◆動画はコチラから https://youtu.be/XI2bEn22lew?
今回のたねまきコラムでは、お二人の元に届いた、リージョナルフィッシュ社からのSLAPPレターとその背景について、そして、宮津市で今起きていることを井口NOCOさんが綴ってくださいました。
”貴団体は 、当社に対し、名誉毀損行為、信用毀損行為、
ショッキングな出だしに驚かれた方もいらっしゃるかもしれません
え!ムギフネってそんな過激なグループなの?
私たちに起こった出来事をありのままに、お伝えします。
一昨年の12月24日。
毎年クリスマスカードをくれる友人かな?にしては 愛想のない無機質な封書に配達証明のはんこ。
送付元は 京都大学内の法律事務所、弁護士名義から。
こんな日になにごとやら〜?と中を開いて、
手がプルプルと震える。
恐怖と共に、一筋の光が見えました。
これでどれだけの魚が苦しんで死んでしまったのか、
ゲノム編集技術の安全性についての問題点についても議論できる。
誰しもが平等に聞けることで、
とうとう、
されどさすがにこのようなことは初めての経験。
お金もないし、無料で相談に乗ってくださる弁護士さんや、
しかしその後も3通の封書が届き、
私のやっている釣りも、魚に対する拷問?
津波で被災した建物に不法侵入したとする建造物侵入罪。
これが本当なら、
まるで私たちが罪人であるかのように書かれ、
….静かな怒りの気持ちとともに、卑怯者!
最初に結論を書かせていただくと、
では、
私は日本三景 天橋立のある自然豊かな漁場に囲まれた京都府宮津市で、
お客さんは主に子どもたちや釣りの初心者さん。
船酔いがちょっと心配だけど、
魚も自分で捌けるようになって欲しい!という 食育に熱心な親御さん、孫と一緒にのんびり釣りしたい!
沖まで出なくても穏やかな宮津湾には多種多様な小さな魚が釣れま
私は子供の頃から釣りや素潜りが大好きで、
潜れば透き通るイカやキラキラのアジの大群にスッカリ魅了され、
古民家の改装をボチボチやりながら数拠点で何年か過ごし、
平穏な宮津の暮らしと自然を脅かす 暗雲が立ち込める出来事が起こりました。
以前から食の安全の第一人者として信頼をおいていたOKシードプ
販売しているのは、京都大学発のリージョナルフィッシュ=地魚 というベンチャー企業です。
宮津の関西電力エネルギー研究所の跡地内に施設ができたのは20
この豊かな海で陸上養殖?しかも世界でどこもやっていない、
遺伝子を操作して、太らせて新生物を作る?通常の養殖とは違う。
これは絶対やったらあかんことやん!と、
”争いではなく 闘い”
それはリージョナルフィッシュ社でも宮津市でもなく 自分自身との闘いの始まりでした。
印鑰さんのコメント内で知り合ったOKシードプロジェクトサポー
聞けば担当者さんは近所に住んでる方で、ニコニコしながら”
次に尋ねたふるさと納税担当者さんは、
なかなか会ってくれない市長さんをどこでも市長室という制度を利
”京都大学だし、応援している企業も有名だから大丈夫”
”発展途上国の人が肉を食べ出したらタンパク質が足らなくなる。
市長さんは穏やかで優しそうな人柄。
企業の宣伝文句をそのままに…
一緒に市役所を訪ねた矢野さんは、
ふたりで小さな市民グループを作り、中島みゆきさんの麦の唄、
無宗教、無党派の麦のね宙ふねっとワーク 通称ムギフネ
農のムギ、海のフネ として、草の根麦の根の活動を始めました。
なんの力も持たない私達だけど、
そこからのふるさと納税返礼品から取り下げを求める署名集めや請
(参考:https://v3.okseed.jp/gefood/fish)
ゲノム編集した魚は、今どんな形なのでしょうか?
最初の届出で安全性を審査したと言っていたのは2世代 たった3匹だけです。
友人が食の安全を守る人々と言うドキュメンタリー映画が東京であ
映画の中で出てくる、
ゲノム編集は遺伝子組み換えと違い、
魚も同じく遺伝子のエラーは数代後に出てくる可能性が高いのでは
出荷される前の姿や生存率なども出して欲しいとお願いしても、
請願の審査で、
この技術自体がまだ研究段階であり、
せめて、100歩譲って”ゲノム編集””遺伝子操作”
私たちは1万人を超える反対署名を市長に提出したにも関わらず、
宮津で真鯛は多くの漁獲があり、遠くに見える神の島 冠島は、大きな天然マダイが釣れる釣り人の聖地です。
安価で安全な天然のマダイがあるのに、
私は子供の頃から魚も虫もとにかく生き物が好きで、
筋肉の増強を抑える遺伝子をカットしてムキムキになり、
人間の欲望は際限なく、野菜から魚へ、動物へ、人へ。
鳴かない犬や、大きくならない猫。
親の思い通りの容姿や優秀な、
痛みを感じることなく倒れるまで戦う人間兵器も作り出すことも出
だからこそ、ここで立ち止まり、ざまざまな立場や分野の方々と、
命の尊さも、食も誰しも関わりのない方はいない、
一貫してこのことを伝えて来て、
共同代表の矢野さんには、私に加担すれば同じく告訴する、
関わりたくない、ほとんどの人がそう思うでしょうし、
「なんかこのまま言われっぱなしは悔しいじゃない?」
さすが、踏まれて強くなる、一歩もひかないムギさん!
そうだよね。だってこの数年間、
その度に立ち上がってきたし、その度に新しい仲間が出来た。
フネだって、お前が消えて喜ぶものに オールをまかせるな!
2025年3月8日 リージョナルフィッシュ社が事務所を置くクロスワークセンターM
現在スラップ訴訟などに関心の高い弁護士さんと相談中ですので、
記者会見にはOKシードプロジェクト事務局長 印鑰智哉氏、有志の弁護士さんにもご同席いただき、
オンラインでも参加出来ます。
ずっと私たちは、”どなたでもお越しください”
二度と私たちのような苦しい思いをする人たちが出ないように。
声を上げようとする人を封じ込めるようなことも、
2月21日院内集会で遺伝子の問題に長く取り組んでいる河田昌東
ーゲノム編集や合成生物学による生命操作は進化の歴史を否定し、
「生命」は人類だけのものではない。ー