2/14、宮津市におけるゲノム編集魚養殖とその拡張計画についての記者会見を、京都府宮津市の市民団体”麦のね宙ふねっとワーク”と当プロジェクトの共催で行いました。ご参加いただいた皆様、署名にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
当日の記者会見の録画をYouTubeで公開しました。
◆動画はコチラから
https://www.youtube.com/watch?v=pQoTdPOPCvQ
会見前には、麦のね宙ふねっとワークの方々が集めた10661筆もの署名を宮津市に提出しましたが、この重要な場面にも残念ながら市長は姿を見せませんでした。また、驚くことに宮津市は自治体以外からの要望書や署名を全て受け付けないルールがある旨を公式に返事しており、市民の声に耳を傾けないという、行政としてあるまじき横行に、市民から強い疑問の声が上がっています。
メディア報道
さて、取り急ぎ現時点で検索できる記事として、京都新聞、毎日新聞、Yahooニュース、大阪テレビを確認しましたので以下に共有します。(京都新聞、毎日新聞は有料記事)
取り上げてくださった記者の皆様、本当にありがとうございました。
2023.02.14/テレビ大阪(《補足》参照)
安全性に不安…ゲノム編集フグは「NO」 京都・宮津市のふるさと納税返礼品
https://cdn.tv-osaka.co.jp/yasashii/news/?p=47763
2023.02.15/京都新聞
京都の市民団体、ゲノム編集「22世紀ふぐ」返礼品の採用撤回求め署名提出
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/972901
2023.02.15/毎日新聞
「安全性に不安」ゲノム編集トラフグ 返礼品削除求め署名1万筆
https://mainichi.jp/articles/20230215/k00/00m/040/054000c
2023.02.18/毎日新聞
ゲノム編集フグ 宮津市長「市民と話す」 「返礼品削除はない」 /京都
https://mainichi.jp/articles/20230218/ddl/k26/040/293000c
2023.02.19/女性セブン(マネーポストWEB)
市場に出回り始めた「ゲノム編集食品」 安全性の検証がないことを懸念する声も
https://www.moneypost.jp/994512
2023.02.21/東京スポーツ
堤未果:マンデー激論「子供たちと一緒に考えたい食の新技術ーゲノム編集された魚は本当に安全なのか」
※オンライン公開なし
2023.02.25/京都民報
ゲノム編集のトラフグ、返礼品から削除を 宮津市の市民団体が署名1万人分提出 「健康や環境への不安あるものを自治体が奨励すべきでない」
https://www.kyoto-minpo.net/archives/2023/02/25/post-28961.php
2023.02.28/長周新聞
ゲノム編集食品拡大に「待った!」 京都・宮津市で市民が署名提出 専門家「遺伝子組み換えと変わらない」
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/25850
2023.03.02/毎日新聞
ゲノム編集フグ 返礼品削除求め請願書 市民ら宮津市議会へ /京都
https://mainichi.jp/articles/20230302/ddl/k26/040/191000c
2023.03.04/京都新聞
京都・宮津で養殖のゲノム編集魚は未来の味か 返礼品への採用に物議も 海考kyoto ゲノム編集魚
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/981286
2023.03.07/毎日新聞
ゲノム編集フグ 宮津市議会、養殖場視察要請へ 返礼品削除請願受け /京都
https://mainichi.jp/articles/20230307/ddl/k26/040/223000c
関連ニュース
2022.04.20/毎日新聞
「ゲノム編集フグ」中止を 宮津・ふるさと納税返礼品 コープ自然派京都、市に要望書 /京都
https://mainichi.jp/articles/20220420/ddl/k26/040/261000c
2023.02.23/京都新聞
京都の宮津エネルギー研究所を企業誘致エリアに整備へ 関電、府や市に申し出
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/977421
《補足》
大阪テレビの報道では問題ある編集が加えられました。市民が行った署名については「一部の市民」というテロップが加えられましたが、この表現は異様といわざるをえません。すべての署名活動を「一部の市民」のものと大阪テレビは表現するのでしょうか?
また、「国が承認」の表記は誤りで、ゲノム編集食品制度は、従来の承認制ではなく事業者による「届出」のみで販売と流通ができてしまうものです。
さらに後半、木下政人氏がゲノム編集技術の安全性について、京大農学部准教授という肩書きでコメントをしていましたが、彼はリージョナルフィッシュ株式会社の取締役CTOですので、当事者にあたります。しかしその肩書きは隠されたまま、あたかも専門家が中立で科学的な見識を語っているかのように放映されていました。これは視聴者を欺くものであり、放送局としての姿勢を疑わざるをえないものです。
ゲノム編集食品は決して木下氏が言うような安全が確認されたものではないことは世界の科学的な実験でも指摘されていますが、それは一言も報道されませんでした。その編集方針には大きな疑問を感じずにはいられません。
科学的知見に基づくゲノム編集食品の問題点について、私たちOKシードプロジェクトは『ゲノム編集ー神話と現実』と題したガイドブックを発行し、無償で公開しておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。
◆ガイドブック『ゲノム編集ー神話と現実』はこちらから
https://okseed.jp/genomemyths.html
残念ながら、まだまだゲノム編集食品に関する批判的な報道がほとんどないため、市民はまったく問題を知ることができない、というのが日本の現状となっていますが、今回のような報道が増えていくことは日本の食を問題ある技術から守る大きな力になります。ぜひ各報道を見ていただき、励ましや批判など、全国からご意見を各社にお寄せください。
引き続き、ぜひご注目ください!!
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《追記》2023年2月28日
後日報道してくださった各社の記事を紹介します。
大きく取り上げてくださり、本当にありがとうございます!!
[長周新聞]
ゲノム編集食品拡大に「待った!」 京都・宮津市で市民が署名提出 専門家「遺伝子組み換えと変わらない」
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/25850
[京都民報]
ゲノム編集のトラフグ、返礼品から削除を 宮津市の市民団体が署名1万人分提出 「健康や環境への不安あるものを自治体が奨励すべきでない」
https://www.kyoto-minpo.net/archives/2023/02/25/post-28961.php