OKシードマーク使用者の紹介:熊本県山鹿市「穏(おん)Caféあたたかい木」
今回は、熊本県山鹿市の「穏(おん)Caféあたたかい木」さんを紹介します。
元看護師のオーナーさんによって、緩和ケアの発想から、人と人・人と自然の循環と、繋がりの結縁(けつえん)で、生まれて育ち、看取っていけるサードスペースの空間としてつくられました。まちの中にある隠れ家的「保健室」の役割を持っているカフェとして、地元の方や山鹿に訪れた方たちに愛されています。
素敵なロゴマークは、人の健康だけでなく、人も自然も生態系(生物多様性)も健康であって、一つの大切な健康であるワンヘルスを元に、地球も生き物も緑も人も全てつながっている、一体であるという想いを込め、一筆書きで表現したイメージなのだそうです。
そんな素晴らしい場所で、OKシードマークを使用していただいています!
■店の特徴
「穏(おん)Caféあたたかい木(穏Café)」は、新型コロナが蔓延している現状のなかでオープンしたカフェです。食材としての肉や魚は一切使用していない、“自然によりそうお料理”を提供しています。
緩和ケア病棟の看護師をしていた店主は、患者ご本人のみならずご家族も含めた、こころのサポート体制や、お亡くなりになられた後の、ご家族の対応も、社会に確立されていないこと気づきました。これまで多くの講演活動を通じて、さまざまな人と出会い、経験していくなかで、こころの健康だけを捉えても一時しのぎではないか、回復していく過程には自然の力もあり、また人間を作っているのは、食であり、大地だと思った先に見つけたこと・・・・それが、元々ある“人間力”を回復し、共に養って行くことです。人も自然も動物も健康(ワンワールド・ワンヘルス)であることを学び、遊び、経験する場所があったらいいなと思い、熊本県山鹿市の歴史と文化がある豊前街道の近くにある古民家の一部をリノベーションした穏Caféあたたかい木を立ち上げました。
穏Caféのコンセプトの1つにワンヘルスを掲げています。
ワンヘルス(One Health)とは、人、動物、自然は相互に密接な関係があり、それらを総合的に良い状態にすることが真の健康である、という概念です。グローバル化が加速し、世界的な人口増加のなか、環境・食糧・感染症といった、人類共通の課題がクローズアップされてきます。このような課題の克服には、世界は1つ、健康も1つという”One World, One Health”の観点から、地球規模で、分野横断的なアプローチが求められます。
心も身体も健康であるための食材として、自然農や無農薬栽培、無添加の商品などを使うよう心がけて、日本人のソウルフードであるおにぎりをベースとして、おにぎり御膳を提供しております。
■OKシードプロジェクトに参加した理由
穏Caféの食材は、遺伝子組み換えやゲノム編集という、自然の営みそのものを破壊してしまうものは一切使いません。無農薬栽培されている農家さんの食材を使い、また、その農家さんの野菜も販売しております。心も身体も健康である社会を目指し、最近は、「コンパッション都市」をめざし支え合うコミュニティを作ることを目指しています。
※コンパッション都市とは、WHOの「健康都市」を発展させた「コンパッション都市」を提唱した考え方です。共感、そして行動をもたらす「コンパッション」に支えられたコミュニティを目指すものです。
\どんどん広がる♪ OKシードマーク/
https://okseed.jp/okseedmark/
※当投稿に使用している写真は、「穏Caféあたたかい木」の許可のもとで掲載しています。無断複製、転載、転用、改変等の二次利用を禁止します。