「あきたこまちR」ではありません。

 「あきたこまち」は全国的に栽培されている品種ですが、秋田県内で生産される「あきたこまち」については、2025年産米から、これまで通りの従来品種の「あきたこまち」から、人為的に強力な重イオンビームという放射線を照射して開発した新しい品種の「あきたこまちR」に切り替えられました。

 しかし、米袋の一括表示(産地・品種・産年)では、「産地品種銘柄」の名称として、従来品種の「あきたこまち」も、新しい品種の「あきたこまちR」も、「秋田県産あきたこまち」と一律に表示されることになります。そのため、米袋の一括表示に「秋田県産あきたこまち」と表示されていても、その表示からは、その中身の品種が従来品種なのか、重イオンビームという放射線を照射して開発した新しい品種なのか、消費者には判別できないという問題が生じます。

 このため、私たちとしては、「あきたこまちR」ではないという表示を自主的に米袋に付すことで、重イオンビームという放射線を照射して開発した新しい品種の「あきたこまちR」を購入したくないと思う消費者が間違って「あきたこまちR」を購入する事態が生じないようにするものです。

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