
「あきたこまちR」の表示と「有機JAS」の問題 院内集会
6月17日 @ 3:00 PM - 5:00 PM
Free
秋田県では2025年産米の田植えが終わり、そのほとんどが従来品種の「あきたこまち」から新品種「あきたこまちR」に変わりました。しかし、「従来品種の『あきたこまち』を作り続けたい・食べ続けたい」、「遺伝子が改変されている新品種の『あきたこまちR』は食べたくない」という声があがり、従来の「あきたこまち」の生産を続ける農家の方たちもいます。
「あきたこまちR」という品種の祖先は、品種開発(品種改良)の過程で放射線・重イオンビームを稲(イネ)の種子(コメ)に1回浴びせて(照射して)遺伝子に損傷を与えて突然変異を誘発させ、それを利用して新品種を育成する技術(放射線育種)を使って、コメ中のカドミウム濃度が低減する特異な性質をもつようにさせた「コシヒカリ環1号」です。「あきたこまちR」はその特性を受け継いでおり、遺伝子が改変された品種のお米です。
9月初めにはスーパー等の店頭に並ぶことになりますが、一般消費者が目にする表示は「あきたこまち」となるので、消費者にとっては「中身の品種がわからない」、「選べない」表示になります。さらに農林水産省は、こうしたお米に「有機JASマーク」を付けて「有機米」として販売して「問題ありません」という見解を出しています。
院内集会では、これらの表示や「有機JAS」の問題について、消費者庁、農林水産省との意見交換会を行います。
ぜひ、会場までお出かけください。なお、オンライン(ZOOM)でも参加できます。
==================
日時:2025年6月17日(火) 15:00〜17:00
場所:衆議院第1議員会館 第5会議室/オンライン併用
参加費:無料(※要申し込み)
申し込みフォーム:https://forms.gle/eUpvVzsr6W2jMphDA
主催:2025年「あきたこまちR」問題全国ネットワーク
==================
《プログラム》 (時間は目安です)
15:00〜開会
趣旨説明:久保田裕子
問題提起:印鑰智哉、原英二、本城昇ほか
農林水産省 「有機JAS」認証可の問題について
消費者庁 景品表示法関係 「誤認のおそれ」の表示について
16:00~全国ネットワークの会議
17:00 閉会
主催:2025年「あきたこまちR」問題全国ネットワーク
連絡先:OKシードプロジェクト事務局
メール komachi@okseed.jp
重イオンビーム放射線育種問題:https://v3.okseed.jp/ionbeam
ご支援:https://save.okseed.jp/donation?src=komachi
※記入された個人情報に関しては、このイベントの連絡に使用します。また個人情報保護法に則り、主催者にて適切に管理し、有償無償を問わず第三者へ提供・譲渡などは行いません。